平谷祐宏市長は20日午前11時から定例記者会見を行いました。29日と30日に開かれる因島水軍まつりの「火まつり」と「海まつり」、来月6日に過去最多の51町内会、4800人が参加する市防災訓練などについて発表しました。今年度は昨年8月に発生した広島市での大規模土砂災害を踏まえ、同様の災害を想定し、初めて緊急速報メールで「訓練避難勧告」を発令します。緊急速報メールは当日午前8時半、市内とその周辺で電源が入っている受信可能なすべての携帯電話・スマートフォンに送信されチャイムが鳴ります。マナーモードになっていた場合でもチャイム音は強制的に鳴ります。市民に緊急速報メールの情報伝達方法を知ってもらいブザー音を確かめてもらうのが目的で、訓練で使用するのは、広島県内で2例目となります。緊急速報メールの送信対象は、市民だけでなく観光客や近隣市町の一部住民も含まれるため、ホテルや近隣行政を通じて理解と協力を求めることにしています。