平谷市長 定例会見~橋本竹下展など

平谷祐宏・尾道市長は15日 定例の記者会見を開いて、尾道商工会議所創立120周年記念特別展「尾道の豪商-橋本竹下」、村上恭和講演会・卓球教室の開催、日刊海事プレス増刊号「海事都市尾道」の発行について説明を行いました。

尾道商工会議所創立120周年記念特別展「尾道の豪商-橋本竹下」
橋本竹下(1790-1862)は尾道の豪商で、菅茶山の元で学び、塾頭であった頼山陽と親交を結んだほか、田能村竹田ら当時の文人墨客と深く交流し、パトロン的な支援もつとめました。先月15日、橋本宗利氏から尾道ゆかりの歴史的資料21点の寄贈をうけ、これらを今月27日(火)から、おのみち歴史博物館で開催する「尾道の豪商-橋本竹下」、尾道商業会議所記念館で同時開催する「商港都 尾道~地域とともに~」で公開します。
寄贈者の橋本宗利氏には、開催初日の27日、市長室で感謝状の贈呈を行います。

写真:江戸時代後期の作と思われる六曲一双の紙本着色屏風。大きさタテ70cm、ヨコ231cm。橋本家(屋号:加登灰屋)に伝わる屏風で、金地に紺で海を描き、摂津(大阪)から瀬戸内海を通って安芸(広島)までの航路と、周防(山口)から九州北部の肥前(長崎)までの航路を緑色で描いている屏風。当時の海上交易ルートを詳細に描き示しており歴史的価値の高い資料といえる。
近隣では福山城や広島城、さらには朱塗りの宮島の鳥居が描かれるとともに、藩名による地名表記などにより江戸期の航路図と推測できるが、今後、制作年代や描かれた背景などについて調査を行う予定。本作品は、尾道商業会議所記念館で開かれる「商港都 尾道~地域とともに~」で公開される。

村上恭和講演会・卓球教室の開催
向東町出身で、ロンドンオリンピック卓球女子代表監督・日本生命女子監督の村上恭和(やすかず)さんを招いて、来月23日(日)、午前9時から正午まで、長者原スポーツセンターで村上恭和講演会、卓球教室を開催します。
これは来月20日~22日まで、呉市で卓球世界大会予選が行われるため、市教委が依頼し実現したものです。
講演会の演題は「勝利はすべてミッションから始まる」。卓球教室は村上さんのほか、日本生命女子コーチの竹谷康一さん、ロンドンオリンピック卓球女子コーチの王子さんの3人で指導を行います。卓球教室には中学校の卓球クラブ生徒ほか、一般からは広報誌で募集した希望者などが参加予定です。

日刊海事プレス増刊号「海事都市尾道」の発行

尾道市は、海運や造船、船用工業と船舶に関わる産業が集積しており、市では重要な基幹産業として位置づけています。
この海事産業集積の優位性を全国の海事関係者に広く発信しようと、海事プレス社に委託して、今月5日、日刊海事プレス増刊号「海事都市尾道」を発行しました。A4版32ページで、市が取り組む「海のまちづくり」や市内の海事関係企業などを紹介しています。日刊海事プレス読者分として1万件、2万5千部、尾道市用として千部を印刷。委託費用は299万9850円です。

関連ニュース http://www.fmo.sakura.ne.jp/2012/11/05-173224.php

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