尾道市が主催する平成27年度第1回おのみち防災リーダー育成講座が4日、東尾道の尾道市消防局で開かれれ、市内の自主防災組織や町内などから31名が受講しました。5日までの2日間行われ、最終日には修了証が授与されます。初日はプログラムの説明の後、広島経済大学の松井一洋教授が「地域防災力とリーダーシップ」と題して講演を行い、防災リーダーに求められることやこれからの地域防災活動に必要なことなどについて語り、受講者からの質問にもアドバイスしていました。2日目は、避難所運営訓練や災害図上訓練などが行われる予定です。市ではこの講座受講者の中から希望者に対し「防災士」資格取得にかかる研修受講料（60,920円）の補助を行っており、昨年度は12人が申請し全員が防災士の資格を取得しています。防災士の資格が取得できる研修講座は東京や大阪を中心に全国で開かれていて、今年は尾道市にも誘致し11月14日、15日の2日間、尾道市総合福祉センターで開かれることになっています。また、来年2月には2回目の防災リーダー育成講座が開かれる予定です。