歯周病が糖尿病の悪化に繋がっているという大学での研究結果を踏まえ、 尾道市歯科医師会は全国に先駆けて、3月から糖尿病と歯周病の関連について調査を実施します。糖尿病は現在、 患者がおよそ250万人、予備軍を含めると1600万人以上と言われ、完治が難しいうえ、網膜症や腎症、 神経障害など合併症が大きな問題になっています。一方、歯周病は成人のおよそ8割が罹患、 最近の研究では糖尿病を悪化させる原因の一つであることも分っています。このため歯周病を治療することで、糖尿病が改善、 合併症のリスクを少なくする可能性もあり広島県歯科医師会では、 医師会との連携が密で地域的なまとまりがよいという理由から尾道で調査を行うことを決めました。 このため尾道市歯科医師会では尾道市医師会と連携して、3月から広島大学の西村英紀(ふさのり) 教授が考案した抗菌療法で歯周病を治療し糖尿病がどの程度改善され、 合併症がどの程度抑制されるかという調査を行うことにしています。この調査には尾道市歯科医師会54人のメンバーの内、24人が参加。患者に協力を呼びかけてデーターを収集することにしています。 こういった地域で歯周病と糖尿病の因果関係を調査するのは全国でも初めてで、その調査結果が注目されています。