県内の高校に通う美術部員が2泊3日で尾道を訪れ絵画作品を仕上げる、第18回「尾道を描く」(広島県高等学校美術連盟が主催)が9日閉会し、午後2時からしまなみ交流館で表彰式と閉会式が行われました。表彰式では、最優秀賞1点と優秀賞5点、奨励賞14点などが発表され、賞状と副賞が贈られました。最優秀賞には、尾道水道に浮かぶ漁船を描いた、県立吉田高校2年の土居充希央くんが選ばれました。土居君の作品は、ねらいがはっきりしていること、空間がよく表現されていることなどが評価されました。また、地元尾道からの上位入賞は、尾道東高校3年の難波遥さんで、昨年に続き2度目の優秀賞に輝きました。難波さんの作品は艮神社境内のクスノキからの木漏れ日を印象的に描いています。上位20名の作品は、11月に広島県立美術館で行われる広島県高校総合文化祭美術・工芸展中央展に展示されます。
◆最優秀賞を受賞した土居充希央くん
◆優秀賞を受賞した難波遥さん
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