尾道産 いちじく出荷本格化

県内一の出荷量を誇る尾道産のいちじく「蓬莱柿」が最盛期を迎えています。
選果場では検査員が持ち込まれたいちじくの色や形を厳しくチェック。広島県内を中心に岡山、大阪の市場へ出荷しています。
今年は天候にも恵まれ玉太りが良く、上々の出来となっています。

いちじくの検査を担当する高田利久・営農指導員は「今年のいちじくは梅雨時期の適度な降雨により、玉太りが非常に良く、おいしいく出来上がっている。多くの消費者のもとへ自信を持っておいしい尾道産いちじくを届けるために、家庭選別と選果場での検査を徹底していく。」と話していました。

尾道産いちじく「蓬莱柿」は日本で最も古い品種。尾道は1年を通じて温暖で、晴れの日が多く雨量が少ないため、元産地の地中海域の気候によく似ており、太陽の恵みをたっぷりと浴びて育つことから、糖度が高く、少しの酸味と独特の風味が味わえるのが特徴です。
JA尾道市いちじく部会では、尾道、向島、因島390戸の生産農家がいちじくを栽培。出荷は10月下旬まで続く予定です。

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