尾道市の美術の振興と普及を目的に行われている尾道市美術展の作品審査が12日、行われ、結果が発表されました。今年で54回目となる市美展には、日本画、洋画、工芸、漢字の書、仮名の書、写真、デザインの部門で、合わせて330点の応募があり、それぞれの部門で尾道市長賞、市議会議長賞、教育委員会賞、商工会議所会頭賞、尾道美術協会賞、無鑑査優秀賞を選びました。作品展示は、尾道市立美術館で前期と後期に分けて行われ、前期は今月29日から来月6日まで、日本画、洋画、彫刻、デザインの作品が、後期は来月12日から20日まで、書、写真、工芸の作品が展示されます。観覧料は無料です。
後期の最終日となる20日は、午後3時から、表彰式が行われます。

尾道市長賞（敬称略）

種目	題名	氏名
日本画	懐古	宗近房子
洋画	沈黙のレリーフの前で	中間良子
工芸	花器群生	仁井喜代太郎
書（漢字）	楽寿	新谷流彩
書（仮名）	三十六歌仙抄	鹿屋真由美
写真	ブナ林	木曽武司
デザイン	ラーメン大好き	内海愛