県重文 一鎮上人坐像 修理へ

広島県の重要文化財、西郷寺の「木造一鎮上人坐像」が保存修理されることになり、6日、搬出されます。

東久保町、西郷寺は遊行六代一鎮上人が正慶年間に開基したと伝えられ、寺伝によると「木造一鎮上人坐像」は西郷寺二代の託阿上人が文和年間に治めたとされています。
制作は南北朝時代、大きさは座高80cm、肩張42cm、膝張82cm、面長17cm。寄木造の玉眼(水晶製)で、肉身部は彩色仕上げ、衣部は漆塗り仕上げです。頭部は差し首で、両手をあわせ合掌、結跏趺坐しおり、「生けるがごとし」というほどの上人の雰囲気が伝わる優作です。

全体に埃をかぶり、各所には小さな剥離や剥落があり、裳先部分に著しい虫蝕穴が見られることから、保存修理することが決まりました。保存修理は住友財団 文化財維持・修復事業助成により、楽浪文化財修理所で行われます。

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