市、新年度は身の丈予算

尾道市は16日 新年度予算を内示しました。それによりますと一般会計は531億円で前の年と比べて2.4%、13億円を削減。国から業務移管の子ども手当て15億円を除くと、実質5.1%、28億円の減額となります。新年度予算の計上比率は94.3%。合併直後、99.3%まで悪化し硬直化していた財政は僅かに持ち直し改善しています。

平谷祐宏・尾道市長は新年度予算について「財政の健全化」と「市民が健やかに暮すための医療・保健・福祉」など『健康』をキーワードにしたと説明。財政については5年後の地方交付税の減額に備え、身の丈にあった健康な財政が必要として引き締めを行い、財務体質の改善と強化をはかっています。市民の健康づくりについては副市長をもう一人配置。医療・福祉に特化して担当させると新たな取り組みを説明しました。また、もう一つの柱として「教育」を掲げ、尾道教育さくらプランの就学前バージョンとして「尾道つくしプラン」を策定。15年スパンで一体となった教育を推進していくと説明しました。

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