今日は清明、尾道市立大学入学式

四辻由美子です。

 

今日は、二十四節気の清明です。すべてのものが生き生きとして、清らかに見える頃だそうです。今日はまさにそんな生き生きした姿が見られた尾道市立大学の入学式でした。4年ぶりに保護者の皆さん出席のもとで、しまなみ交流館で行われました。私も4年ぶりに司会をさせていただきました。今年の入学者数は、327人。県内より県外の学生が多いです。また、中国・台湾からの新入生もいます。

やはり、文字ではなく、言葉で聞く学長の告辞は心に響きますね。頷いたり、共感したり、教えて頂いたりと、いつものことですが、司会をしていることを忘れて一生懸命に聞いておりました。
ここで、学長の告辞の一部を抜粋します。

『大学での「がくしゅう」の「しゅう」には「習う」という漢字を使いません。「修める」つまり「修行」の「修」、「必修」の「修」を使います。学び習うのではなく、学び修めるということになりますね。修めるということは、しっかりと身につけるということです。経済学、経営学、情報学という分野は、どれも実生活に密接に結びつく学問です。卒業時には、身につけた力をもって、それを活用していくことができるでしょう。』
『毎年、新入生に対し私から申しあげていることがあります。どうか、学ぶこと、あるいは考えることを楽しんでください。受験勉強は、どちらかというと大学に入学するために仕方なくするというイメージが強いのではないでしょうか。しかし、学問とは本来、楽しいものなのです。楽しむということは、楽をすることではありません。同じ漢字を使っているのに不思議なものですね。楽をするという言い方は、どうしても労力をかけないという消極的なイメージがありますが、楽しむということばはむしろ積極的なものです。まず、いろいろなものに興味関心を持ちましょう。そして、こうなっているのはなぜだろう、これまで言われていることは本当かな、と考えてみましょう。何か疑問があると感じたら、どうすればいいだろう、解決する方法はないかな、などと考えてみてください。すぐに答えは出ないかもしれませんが、そのように考えること自体を楽しむようになればいいのです。』
一部ですが、なるほどと納得できる言葉です。私も積極的に興味関心を持って、楽しみながら学んでいきたいと、心新たにしました。

尾道市立大学入学式の司会の後、グリーンヒルホテルのレストランで一人ランチ食べながら尾道水道を眺めて

 

 

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