タクシーが免許返納者支援
- 2010/1/27
- 尾道のニュース
尾道地区タクシー協議会(加盟7社 車両208台)は、高齢者で運転免許を自主返納した人にタクシーの運賃1割引券を交付する制度を設け、来月から実施します。タクシー協議会が主体となって免許の自主返納者を支援するというのは県内初の試みです。これは高齢者の運転による交通事故が多発していることから、タクシー協議会として免許の返納者を支援する制度をつくり事故の増加を食い止めることが狙いです。運転免許の返納は福山の東部運転免許センターか警察署で受け付けており、返納した人に「申請による運転免許の取消通知書」を発行。これを尾道交通安全協会の窓口に持参すると尾道地区タクシー協議会から、タクシーの割引券が交付される仕組みです。
※広島県下では高齢者が第一当事者となった人身事故は、2009年に2679件発生。人身事故全体に占める割合は15.5%です。尾道警察署管内でも、高齢者が第一当事者の人身事故は130件発生。全体の23%の割合で県内平均を大きく上回っています。
広島県下では、昨年7月末現在で431人、尾道警察署管内では13人(内65歳以上は11人)が自主的に運転免許証を返納しています。
広島県下では、昨年7月末現在で431人、尾道警察署管内では13人(内65歳以上は11人)が自主的に運転免許証を返納しています。