JA尾道市管内で活躍する20歳から48歳の担い手農業者ら34人が情報を交換しながら交流を深め、地域農業の振興につなげようとJA尾道市青年部を設立しました。同青年部は今年1月に青年部創設準備委員会を立ち上げ、JA尾道市と協力して地域内の50歳以下の農業者に参加を呼びかけていました。27日には尾道市内のホテルで、設立総会を開きJA、尾道市、世羅町などが出席。総会では部員が役員の選任と今年の活動計画などを決議しました。部長には創設委員会メンバーで尾道市因島重井町で花きを栽培する村上力さん（35歳）が選任されました。総会後には情報交換会を開き参加者らが交流を深めました。村上さんは「若い私たちが所得向上をめざすことが地域農業の発展につながる。部員らが良きライバル、仲間として情報交換を活発にしていきたい」と意気込みを語っていました。JA尾道市の上野泉組合長は「担い手が集まり一歩ずつ前進し、新しい農業の形をつくっていってほしい」と激励しました。　今後、同青年部は農業経営に関する研修会や新規就農者への技術指導、食農教育、農業関連のイベントへの参加などに取り組む予定です。
写真説明：部長に就任して挨拶する村上部長（写真左）と役員ら